Merry Christmas
12月中旬早朝4時
ラジオからこの時期恒例山下達郎のクリスマスソングが流れる
昨夜は夕張で単身暮らし82才の義母と電話で話す
台所の排水管の不具合から漏水し、修繕が大変であった事
檀家の住職が72歳で逝った事等々
義母と月に2~3回電話で話すが、
ふたりの会話が互の生活上で潤滑油になっているであろうことが嬉しい
この11月娘の結婚式で大阪から上京した9才年上の姉が
古いアルバム帳から剥がし半世紀前の私の写真を持ってきてくれた。
時代は東京オリンピックを数年後に控えた高度経済成長の最中
モノトーンの田舎の原風景を背に笑顔いっぱいの少年の僕が居る
少年の僕は今の私を評価してくれるだろうか
楽しかったこと、辛かったこと、
思い出して懐かしいこと、思い出したくないこと
今の私は心と体にシミや汚れ、それに身体の摩耗も相当ある。
それら全てをリセットし、
5年後70才で半世紀ぶりに2度目の東京オリンピックを迎える事を
当面目標として生きる励みにする
AKB48を何度聞いても違和感を覚える私は時代遅れかもしれないが
時代の風に吹き飛ばされないよう踏ん張ってみる
風に向かって立ち向かうことはできにくくなったが
風が通リ過ぎて行くのをじっと待つ工夫は持ち合わせている
毎日洗顔後鏡で自分に対面すると衰えは隠せないが
この頃生きること、生活することの中で
人生は捨てたものではないと天与の妙味を味わうことがしばしばある。
あと何年元気で生きられるかは分からないが、
歳を重ねることに疎ましさを感じるのではなく、
なんでも見てやろう精神で、
歳を重ねることで知り得るはじめての体験を楽しんでやろうと思う。
人間万事塞翁が馬、70億分の1のオリジナルを生きてみる事を決意する